大一番が1週間後に迫った、先週の3日間開催。
初日の土曜日に出走したバンクオブクラウズがやってくれました。
初めてとなる2100mという舞台がどう影響するのか、期待と不安が入り混じっていましたが...
蓋を開けてみると、スムーズに先手を奪って直線でも他馬を突き放す完勝劇。
この日、バンクオブクラウズのみの騎乗で1頭入魂だった酒井学騎手は、
「追い切りに乗った段階から、大分緩さが取れて(以前より)馬がしっかりしたなと感じていました。
左回りで終始外に張り気味でしたし、強くハミを噛む感じでも、楽な手応えで直線に向けましたよ。
追い出すのが少し早いかなと思ったのですが、最後までこっちのアクションに応えて、
気を抜くことなく走り切ってくれました。
今まではズブさがあった馬ですが、
今日のようなハミの取り方なら1800mくらいでも問題ないと思います。
今日のようなハミの取り方なら1800mくらいでも問題ないと思います。
これからが楽しみです」
とコメント。
5月の鳳雛S(3着)以来のコンビとなりましたが、
調教からバンクオブクラウズの成長度を感じ取ってくれたようで、
自信を持った騎乗をしてくれたことが勝因の一つとなったのではないでしょうか。
これまで重賞挑戦を含めて強い相手と戦ってきましたし、その経験も生きた結果。
今回の内容を見ると、上のクラスでも期待が膨らみます。
惜しくも勝利には届きませんでしたが、
距離延長に対応して堅実な走りを見せたミニオンペール(2着)、
レースを重ねる毎に着実に内容が良くなっているプリュムドール(3着)も
いい成長を見せてくれています。
いい成長を見せてくれています。
これで連勝が7週に延び、いい形で今週末出走の馬達にバトンタッチができるところ。
そして、今週はいよいよジャパンカップウィーク。
3頭の三冠馬が東京競馬場に一堂に会する奇跡の一戦が、今週末に迫ってきました。
デアリングタクトがアーモンドアイ、コントレイルや歴戦の古馬を相手にどれだけやれるか。
29日(日)15時40分の発走まで、あと3日と1時間50分。
スタートしてから2分半後にどんな結末が待っているのか、
その間にどんな攻防が見られるのか、
今から楽しみで仕方ありません。
最後にプレゼントのお知らせです。
昨夏に死亡したディープインパクト・キングカメハメハを追悼して制作されたBlu-ray。
「ジャパンサイアー、世界を翔ける。ディープインパクトとキングカメハメハが日本競馬に遺したもの。」
を3名の方にプレゼントいたします。
両馬の現役時や種牡馬入り後の姿や、
セレクトセール上場時やデビュー前の調教時の映像も収められています。
セレクトセール上場時やデビュー前の調教時の映像も収められています。
詳細につきましては来月上旬にお送り(アップロード)いたします
「2020年12月分リーフレット」
に掲載予定です。
皆様からのたくさんのご応募をお待ちしています。
kato