10月18日(日)の京都競馬場にて、
デアリングタクトが”史上初の無敗での牝馬三冠制覇”という金字塔を打ち立ててくれました。
出資会員の皆様、本当に、本当におめでとうございました。

未だに実感できていないところもありますが…
土曜日は単勝オッズが1.1倍(最終的に1.4倍)になっていたように、
勝って当たり前という雰囲気が漂う中、スタッフ一同前日の朝から緊張しっぱなし。
早く秋華賞が無事に終わってくれないかと願うばかりでした。
そしてレース時間が近付き、パドックに出てきたデアリングタクトは、
鞍下から汗がボタボタ滴っており、いつも以上にチャカチャカとした姿…
過去4戦ではここまでの姿は見せていなかっただけに、
(これは大丈夫なのか…?)
という不安がよぎりました。
しかし、周回を重ねるごとに落ち着きを取り戻していくあたりは、さすが春の二冠馬。
松山弘平騎手が跨り、返し馬をする姿は堂々としており、やっと安心できる状態に戻っていました。
レースはというと、
スタートこそあまり良くはなかったものの、馬のリズムを優先してやや後方を追走。
そこまでペースが速くならない中、デアリングタクトは向正面から徐々に進出を始め、
連れて他の有力馬も動き始めて、最後の直線を迎えます。
早めに先頭に立った後は、
2着のマジックキャッスルのしぶとい抵抗にあいそこまで突き放せませんが、最後まで脚色は鈍らず。
2着のマジックキャッスルのしぶとい抵抗にあいそこまで突き放せませんが、最後まで脚色は鈍らず。
ゴール板ではまだ余力があるような感じで、
この瞬間、晴れて無敗の三冠馬となりました。
この瞬間、晴れて無敗の三冠馬となりました。
オークス以来約5ヵ月ぶりでしたが、力を出せる状態に仕上げてくれた杉山晴紀厩舎の皆様、
相当なプレッシャーがある中で、馬の力を信じて堂々とした騎乗を見せてくれた松山弘平騎手、
こんな素晴らしい馬を生産された長谷川牧場様、
この馬に携わっていただいた全ての方々、そして応援してくださいました皆様に、
この場を借りて深く御礼申し上げます。
無観客競馬が続いていましたが、この日は686人のお客さんが入った中でのレース。
大きな歓声などはありませんでしたが、
デアリングタクトがゴール板を駆け抜けた際に、どこからともなく起きた温かい拍手は印象的でした。
また、三冠最後の秋華賞で表彰式が行われた事は、偉大な功績に花が添えられたと思います。
願わくば出資会員の皆様に口取りをしてもらいたかったところですが、
今後もまたきっと華やかな舞台に立つ馬。
その楽しみが次にはある事を願っています。
未曾有の出来事に見舞われた2020年。
苦しいことや辛いこともありましたが、
苦しいことや辛いこともありましたが、
今週水曜日に、デアリングタクトも1歳秋に過ごした「えりも」の地に行ってきました。
この時期に風がほぼない晴天は珍しく、雲一つない澄み切った青空は、
かつて在籍した馬の三冠達成を祝福してくれているかのよう。
かつて在籍した馬の三冠達成を祝福してくれているかのよう。
朝晩はかなり冷え込みがキツくなっているえりもの地で、
これから募集される1歳馬達は心身ともに鍛え上げられています。
また、強くて丈夫な馬を皆様にご提供できれば良いなと思っているところ。
今月末には夢を乗せた「2019年産募集」を開始いたしますので、そちらにもご注目ください。
今週は5頭が出走を予定。
全馬無事に、そしてより良い結果が出ることを期待しています。


10/24(土)
新潟1R ルグランパントル
京都5R ザベストデイ
10/25(日)
東京6R アンブローニュ
京都6R サンディレクション
京都10R シュエットヌーベル
kato