この日を含めて未勝利戦終了まであと2週となった、8月30日(日)札幌6R・3歳未勝利(ダ1700m)。
連闘で出走したアースライザーが、前走あわやの2着となった勢いそのままに、
早め先頭から堂々と押し切り、大きな1勝を掴んでくれました!
前走では勝負所で動くに動けず脚を余してしまうような形になりましたが、
その教訓を生かして今回は早めのスパート。
その教訓を生かして今回は早めのスパート。
3度目の騎乗となった山田騎手の、腹を括った見事な判断も光りました。
何よりもそれに応えて最後までしっかり走り切ったアースライザーも立派。
これまでを振り返ると、デビュー戦は8着とまずまずの走りを見せたものの、
その後は3戦連続9着以下となり、まさかの3アウトとなってしまいます。
育成時から馬っぷりの良さは際立っていたので、こんな成績で終わるはずはないと思っていましたが、
3ヵ月間の成長放牧を経て8月初旬に札幌で復帰すると、
1ヵ月弱の間に6→2→1着と一気に着順を上げていきました。
1ヵ月弱の間に6→2→1着と一気に着順を上げていきました。
ここにきて充実ぶりが窺えますし、今後の更なる飛躍に期待しています。
馬の成長力は本当に分からないもので、
未勝利戦では勝ち上がれず、地方で武者修行を経て中央に復帰したミニオンペールは、
7月に1勝クラスを勝利し、先週の札幌・摩周湖特別(2勝クラス)で3着。
昇級後も4、5、3着と惜しい競馬を続けています。
それ以外にも一旦地方に転出した後に中央に復帰した4歳馬は、
が1勝クラスを勝利しており、この世代の中央勝ち上がり馬は(1勝クラスを含む)は19/43頭。
率にすると44.1%となっています。
そして、31日(月)には水沢競馬場でプレシャスメールが5連勝を達成。
昨年6月に蹄葉炎一歩手前となり、懸命の治療にて回復。
今年7月に復帰してから立派な走りを見せてくれています。
今年7月に復帰してから立派な走りを見せてくれています。
さて、2018年産募集もそろそろ締め切りを迎えようとしています。
まだ残口がある馬も、上記の馬達のように想像以上の成長力を秘めている可能性がありますので、
即戦力となりうる2歳馬達にも是非ご注目ください。
もちろん、時代の変化に応じて早期デビューも目指しているのは事実。
先月新馬勝ちを決めたルクシオンのような馬も、どんどん送り出していきたいと思っているところ。
台風の動向は気になりますが、同馬が小倉2歳Sでどんな走りを見せてくれるか楽しみにしています。
kato