先週9日(日)ギガバッケンが、今一番勢いがあるジョッキーと言っても過言ではない
D.レーン騎手を背に、見事2勝目を挙げてくれました! 
010
ギガバッケン・ゼッケン_IMG_4684
スタートを五分に出ると1コーナーまでにいいポジションを取り、道中は3番手を追走。
3コーナー手前から徐々に進出、4コーナーで追い出されると逃げた馬にプレッシャーを掛け、
直線半ばで抜け出して後続の追撃も振り切るという完勝。
なかなか動かし難いギガバッケンを、初騎乗でここまで乗りこなす名手の腕に驚かされました。
もちろん鞍上のアクションに応えて最後まで集中を切らさなかったギガバッケンの力も大したもの。
所属馬の勝利は久々でしたし、いいレースを見せてもらいました。
出資会員の皆様、誠におめでとうございました。
ギガバッケン_IMG_4683
また今週は3歳馬達にも期待していたのですが、ホーリーラインが3戦連続の2着...
鞍上の戸崎騎手が、「何だかいつも1頭いるんですよね」と話していたように、
ここ2戦はいつも前にレーン騎手がいるんです。
味方にすると心強いですが、敵にすると怖いジョッキーですね。
それでも惜しいところまで来ているのは事実。ホーリーラインも次こそは決めて欲しいところです!

さて、今週は地方競馬で3頭が勝ち上がりを狙っています。
本日11日(火)はヴァイスコード、明日12日(水)はフェアリースキップ
川崎でおこなわれるJRA交流競走に出走予定。
3歳未勝利戦は残り3ヵ月を切りましたし、少ないチャンスを確実にモノにしてもらいたいところです。
また13日(水)には2歳馬のパラダイムチェンジが門別で出走を予定。
2歳馬初の勝ち上がりを期待しています。 

さて、レーン騎手の実力が凄いのは確かなんですが、
今日はクラブと相性の良いギガバッケンの父アイルハヴアナザーのことも少しご紹介致します。
ここ最近はラニやマスターフェンサーが好成績を残していることで注目されている
アメリカ三冠レースの二冠馬(ケンタッキーダービー、プリークネスS)です。
日本に導入後は、4シーズン(実質3年間)でダート87勝、芝26勝の実績を残していますが、
2018年の種付けシーズンを最後に祖国のアメリカに帰国したため、残された産駒は僅かです。
所属馬では今年のアンタレスS覇者のアナザートゥルースを筆頭に、
3頭募集した現3歳馬はアイルチャームボーイズオブサマーが既に勝ち上がり、
エンシャントロアは2戦して4着2回の成績。
持続力のある脚を武器にするアナザートゥルースギガバッケンのように
ダートを得意とする産駒が多いのですが、
ダートで新馬勝ちを果たし、クラスが上がって芝で勝ち負けしている
アイルチャームのような馬も出てくるのが面白いところ。
2017年産募集(2歳馬)にも4頭いますが、
まだ3頭は残口があるのでこの機会に注目してみてはいかがでしょうか?

レットイットスノー17_20190531

ジェルベーズ17_20190531

キネオソレイユ17_20190531


kato