先週はジャストフォーユー(牡 3歳 美・栗田徹)が小倉で
見事な逃げ切り勝ちを決め、クラブにとっても嬉しい
今年の中央初勝利を挙げました。
ご出資されている会員の皆様、本当におめでとうございます。

レース後、原田和真騎手は『前走時に騎乗した田辺騎手からのアドバイスも
あって、ハイペースになっても馬の気持ちを優先させて離して逃げる作戦を何度
も頭の中でシミュレーションしてレースに臨みました』とコメントしてくれました。
普通キャンターの際から調教で跨り、この馬の特性を掴んでくれての好騎乗だったと思います。

また、グリーンチャンネルなどのレース映像でご覧になられた方もいらっしゃるかもしれませんが、枠入り後にキョロキョロと左側に首を傾けるジャストフォーユーを、厩務員さんがスタートのタイミング、ギリギリまで前に意識させるようゲートの外から促してくれている姿がとても印象的で心打たれました。
多くの方々が携わってくれての価値ある1勝に深く感謝いたします。
※状態次第では連闘で2/14(土)あすなろ賞(小倉芝2000m)に向かいます。

さて、ジャストフォーユーに続かなければなりません!

今週もアルフェリーチェファルブナイトが勝ち上がりを目指して出走予定ですが、小野町で調整中のクラブ馬たちも毎日、元気に坂路を登板しています。


ジャンゴの騎乗者は『まだ気持ちに前向きさや後肢の力強さに欠ける面があり、
左半身が上手に使えていない。それでも短い距離でもポンと前に行けるだけの
感触はある』と話していました。
管理する牧調教師も『まだだいぶ緩さを残しているのでバリバリと調教を課せていない』と常々、コメントしているように本格化してくるのはもう少し暖かくなってからかもしれません。
ここまでの成績こそ振るいませんが、普段の動きからも先々は必ず変わってくると期待している1頭です。
ジャンゴ

大きく変わってきたなと感じたのはレイナブランカです。
昨夏のデビュー後、軽い鼻出血により休養となり、成長も促したい考えから北海道で越年しましたが、大事に進めてきた判断は良かったように思えます。
騎乗者も『テンションが高くなることなく落ち着いているし、自分からハミをグッと取って集中して走れている』と好印象で話していました。
レイナブランカ

以前は走りの軽さが印象的でしたが、頭の高さも見せずに首を使ったフォームで前へ前へと推進しており、追えば鋭く伸びてきそうな姿が想像できました。
今は蹴り足の力強さからして違ってきています。
食に興味がないのか、体つきにはまだあまり変化が見られませんが、
調教量を増やしていってもこの体重を維持して帰厩させられれば、、、、、
復帰戦が今から楽しみでなりません。


渡邊