こんにちは。山沖です。


今朝のブログは、ノルマンディーファーム小野町より届いた
在厩中のサビーナクレスタ(キョウエイアン11)、
ピッツネイル(スヴレッタ11)についての近況情報です。


サビーナクレスタは、先週の到着時に450kgだった馬体重が
シッカリと乗り込みながらも10kg以上増えてきており、
毛艶やハリも抜群との報告を受けました。
DSCF0511の2
予定しているGW明けの入厩に向けて、徐々に調教メニューも
ピッチを上げていっています。

ピッツネイルは、北海道から福島の長距離輸送を物ともせず、
まったく馬体減などなく小野町に到着しました。
初めての場所や環境にも臆せず、調教でも堂々としていて、
思い通りに進めていけそうとのことです。
ピッツネイル1
負荷をかけて体を絞っていきながら、約一か月ほどジックリと
乗り込んでいきます。

ノルマンディーファーム小野町は日本でも有数の規模を誇る
福島県・天工トレーニングセンター内にあり、調教メニューは
1周1000mのダートコースと、全長960mある坂路コース
を主体に組み立てておこなっています。

岩手の怪物の再来(初代はトウケイニセイ)と呼ばれた
メイセイオペラ号が現役時、中央のフェブラリーS(G1)を
制することができたのは、川﨑記念を使った後にここで過ごした
「二か月半で劇的に馬が変わったことが大きな要因だった」
という話を管理していた調教師さんに以前、お聞きしたたことがあるのですが、

北海道と美浦・栗東トレセンの中継地となるアクセスに加え、
施設の充実度や馬場の良さも素晴らしく、トレセンへの前線基地として
ここで臨戦態勢を整えていくやり方は、きっと好結果に繋がるはずです。